合格したよ

 ぐっちさん : 埼玉県、女性、会社員(総務)、受験歴2回
1. これまでの学習スタイル、学習時間、学習方針など 
・1年目(通信)
 LECの通信講座(DVD・初学者向けの基礎総合Aコース)をあきらめずに受講し続け、その他は過去問を2回まわし、間違ったところを3回目で確認した。
 通勤時間は1問1答を繰り返し学習した。白書対策もLECの通信講座を受講。
 1年目の敗因は直前期に体調不良でラストスパートができなかったこと。
 基本書の読み込みが足らなかったこと。
 条文をほとんどと言っていい程、学習していなかったこと。
 苦手科目を攻め切れなかったこと。

 選択労基・安衛で1点という情けない結果に。
 1年目は選択28点、択一47点で敗北。安衛は選択・択一とも0点。
 この年の合格ラインは選択22点、択一41点だったので本当に泣けました。
 すべては自分の学力のなさの結果です。

・2年目(独学)
 1年目でお金を使い果たしたので、2年目は独学に。
 真島先生の基本書、IDE塾の条文順過去問題集、LECの1問1答カード、1年目の通信講座のDVDを最初からやり直し、Tome塾の塾生となる。

 趣味にかなりの時間を割いたため、途中モチベーションが大幅にダウンしてしまった。
 「多分、来年も受けることになるんだろうなー」ぐらいに思っていたのが、お友達の知人が猛勉強を始めたと聞き、突如見知らぬライバルの出現で俄然やる気が出る。
 2ヶ月前よりロングスパートをかけ始め、3回目の模試でやっと択一が合格ライン上に達したが、選択で足きり科目がたくさんあり、正直焦る。

 法律間でごちゃごちゃになってしまっていると確信したので、試験の1ヶ月前より、早朝と10時以降の夜間にDVDによるINPUTを取り入れ、通勤時間に基本書を熟読し、その部分を過去問で整理した。
 1問1答のカードはできたものは全て捨て、最後はあいまいなものや何度も間違えるもののみ、当日まで繰り返した。(なんと試験でそれが出題されて小躍り!)

 白書対策はエルエスコーチの問題集のみだったが、LECの模試が社一でズバリ出題され、これもラッキーだった。
 法改正講座はLECの通信を受講した。1年前のDVDを再学習したので、法改正講座の必要性がわかっていた。これも直前期(というか試験前日)にもう一度DVDをみて再確認した。

 2年目の試験結果 選択38点、択一57点 1年目が0点だった安衛が5問中4点取れてたのが一番嬉しかった。

2.合格の勝因、合格のため特に苦労したこと、受験生へのアドバイスなど
 合格の勝因は直前期にDVDで再度INPUTをやり直したこと、基本書を熟読したことで法律間の整理ができたことだと思う。(初めて学習するような新鮮な気持ちになって少し焦ったが・・)
 また、DVDのいい所は深夜等あまり頭が働かない状態であっても楽に学習できることだろう。そのおかげで直前期にかなりの学習時間を確保できた。

 私は若くもない会社員で子供も2人、しかも趣味に生きているので、かなり学習時間が限られてしまっていたが、最後の2ヶ月は家族の協力を得て、趣味以外の時間を何とかやり繰りし、300時間以上を学習にあてることができた。

 最後まであきらめずにやれば合格を手にすることができると思うので、自分を信じて頑張ってください。

3.Tome塾の利用方法、感想など
 Tome塾はとても斬新な切り口で解説してくれるため、理解できない過去問の理解に大変役にたった。
 とめ先生に直接質問すると、わかりやすい解答が翌日にはUPされるので、これも本当に助けられた。過去問は年度毎に解いたり、苦手な箇所はキーワードで解いたりしていた。
 また必ず条文に戻って確認を怠らなかった。
 過去問はTome塾だけでも2回以上ループしたので、IDE塾の条文順過去問題集と合わせて4回以上はやりきった。

4.今後の予定、その他
 今後は社労士登録(勤務か開業かは悩み中)をして、自己研鑽しながらやっていきたい。
 
 ぐっちさん
 合格おめでとうございます。
 それにしても、ぐっちさんのハイレベルな得点には恐れ入りました。
 それに、最後の2ヶ月の集中力。
 1ヶ月の時間外労働が100時間を超すと危険領域に入るといわれていますが、2ヶ月とはいえそれ以上のペースです。
 モチベーションの高さがそうさせたのでしょう。
 
 私も、6月頃に2日間の白書講座を受けてみて初めて、この世にライバルがいるということを(当然、見知らぬ人たちですが)実感できました。
 独学で気をつけることは、モチベーションを保つことが難しいことと、独りよがりに陥りやすいことです。
 それさえ気をつければ、独学の方が効果的ではないかと私は思います。
 学習方法も基本書、条文、過去問重視と、王道をいっています。
 自分の弱点、未達のところをみつけて、そこのところを繰り返し繰り返しドリル学習する、独学でないとできないことです。

 今後進むべき道を悩むことができるのは、合格者だけの特権です。いい方向を見つけて、活躍されんことを祈っています。

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